犬の素朴な疑問|散歩が嫌いな犬もいる?歩きたがらない理由と対策
犬といえば「散歩が大好き」というイメージがありますよね。
でも実際には、散歩中に座り込んだり、草むらで寝転んだり、家の前で踏ん張って動かなくなる子もいます。
我が家の犬たちも、散歩が嫌いなのかな?と思うような行動をすることがあります。
ただよく見ていると、必ずしも「散歩そのものが嫌い」というわけではなく、暑い・疲れた・帰りたくない・気分が乗らないなど、いろいろな理由がありそうです。

散歩が嫌いな犬もいるの?
結論からいうと、散歩があまり好きではない犬もいます。
ただし、「散歩嫌い」とひとことで言っても、理由は犬によってさまざまです。本当に外が苦手な子もいれば、外は好きだけど歩くのが面倒な子、帰りたくなくて踏ん張る子もいます。
ポイント
「散歩に行きたがらない=わがまま」と決めつけず、まずはその子なりの理由を見てあげることが大切です。
散歩嫌いに見える犬の行動
散歩中にこんな行動が見られると、「うちの子、散歩が嫌いなのかな?」と感じることがあります。
- 途中で座り込む
- 草むらで寝転んで動かない
- 家を出たがらない
- リードを引いても歩かない
- 家の前まで帰ってきたのに入りたがらない
- 抱っこを求める
- 暑そうにハアハアする
歩きたくないのか、草の上が気持ちいいのか…。犬にもその時の気分があります。
散歩を嫌がる理由① 暑い・寒い・疲れた
犬が歩きたがらない理由として、まず考えたいのが気温や体調です。
特に夏場は、地面の熱や直射日光で小型犬には負担が大きくなります。人間より地面に近い位置を歩くため、私たちが思っている以上に暑さを感じていることもあります。
暑い日は無理をせず、日陰で休みながら散歩することも大切です。
夏の散歩で気をつけたいこと
- 地面を手で触って熱くないか確認する
- 朝早め・夕方以降など涼しい時間にする
- 無理に長距離を歩かせない
- 水分補給をする
- 日陰で休憩を入れる
夏場の散歩や留守番では、暑さ対策も大切です。室温管理やエアコン設定についてはこちらで詳しくまとめています。
冬の散歩で寒がって歩きたがらない場合は、犬種や体格によって服が必要になることもあります。
散歩を嫌がる理由② ハーネスやリードが苦手
散歩そのものではなく、ハーネスやリードの着け心地が苦手で歩きたがらない場合もあります。
サイズが合っていなかったり、脇に当たって違和感があったり、着せるタイプのハーネスが苦手だったりすると、外に出ても歩きにくそうにすることがあります。
チェックしたいポイント
- ハーネスがきつすぎないか
- ゆるすぎてズレていないか
- 脇や首まわりに当たっていないか
- リードが重すぎないか
- 服のように着るタイプが苦手ではないか
ハーネスやリードが苦手で歩きたがらない場合は、形状やサイズを見直すだけで変わることもあります。
散歩を嫌がる理由③ 音・人・車が怖い
外の音や車、人通りが苦手で、散歩中に立ち止まってしまう犬もいます。
特に小型犬の場合、車の音や自転車、知らない人、ほかの犬などが近づくと、不安を感じて動けなくなることがあります。
怖がっている時は、無理に引っ張るよりも、少し距離を取ったり、静かな道を選んだりする方が安心しやすいです。
音や人混みが苦手な犬の場合、無理に歩かせるよりキャリーバッグで少しずつ外の環境に慣らしていく方法もあります。顔出しタイプやリュックタイプの選び方はこちらで紹介しています。
散歩を嫌がる理由④ ただ気分が乗らない日もある
犬にも、その日の気分があります。
昨日は楽しそうに歩いたのに、今日は全然歩かない。そんな日もあります。眠い、だるい、暑い、寒い、匂いを嗅ぎたい、草の上で休みたい。犬なりに、いろいろな理由があるのかもしれません。
あくびをしている時は、眠いだけでなく気分転換や緊張のサインのこともあります。
散歩嫌いではなく「帰りたくない」だけのこともある
我が家でよくあるのが、散歩が嫌いというより、家に帰りたくなくて踏ん張るパターンです。
散歩から家の前まで帰ってきたのに、そこで二匹そろって動かなくなることがあります。夏でも冬でも同じように踏ん張るので、暑さや寒さだけが理由ではなく、「まだ外にいたい」「帰りたくない」という気持ちもありそうです。
散歩から帰ってきたのに、家の前で踏ん張る夏バージョン。
冬でも同じように、まだ帰りたくない様子。
散歩嫌いに見えても、実は違うかも
- もっと外にいたい
- 匂いを嗅ぎ足りない
- 帰ると楽しい時間が終わると思っている
- 家の前で休憩したい
- 飼い主の反応を楽しんでいる
無理に歩かせない方がいいケース
散歩中に歩かないからといって、毎回リードを引っ張って無理に歩かせるのはおすすめしません。
特に次のような時は、早めに休憩したり、散歩を短めにしたりした方が安心です。
- 暑い日にハアハアしている
- 足元が熱そう
- 震えている
- 急に歩き方がおかしい
- いつもより元気がない
- 抱っこを強く求める
- シニア犬で疲れやすい
いつもと様子が違う場合は、散歩嫌いではなく体調面の問題が隠れていることもあります。無理せず、必要に応じて動物病院へ相談してください。
散歩嫌いな犬への対策
散歩が苦手な子には、「ちゃんと歩かせる」よりも、その子に合った散歩に変えることが大切です。
① 短い距離から始める
最初から長距離を歩かせず、家の周りだけ、数分だけでも十分です。
② 好きな場所を見つける
草の匂いを嗅ぐのが好きな子、静かな道が好きな子など、犬によって好みがあります。
③ 暑い日は無理しない
夏は散歩時間を短くしたり、日陰で休憩したり、場合によってはカートも選択肢になります。
④ ハーネスを見直す
歩きにくそうなら、体に合ったハーネスや軽いリードに変えるだけで改善することもあります。
無理に歩かせるより、その子たちのペースに合わせる方が楽しい散歩になります。
散歩が苦手な子にも使いやすいハーネス&リードを比較した記事はこちら。
歩きたがらない日や暑い日の移動には、犬用カートも選択肢になります。
散歩は「たくさん歩くこと」だけが正解ではない
散歩というと、しっかり歩かせることが大切だと思いがちですが、犬にとっては歩くことだけが目的ではありません。
外の匂いを嗅ぐ、風を感じる、日向ぼっこをする、飼い主と一緒に外へ出る。それだけでも、犬にとっては良い刺激になることがあります。
たくさん歩かなくても、外でのんびり過ごすだけで気分転換になることもあります。
我が家の場合
散歩中に止まったり、草むらで休んだり、家の前で帰りたくないと踏ん張ったり。一見「散歩が嫌いなのかな?」と思う行動もありますが、よく見るとそれぞれ理由がありそうです。
無理に歩かせるよりも、「今日はここまででいいか」と思えるくらいの方が、犬も飼い主も楽に散歩を続けられると感じています。
散歩中の行動だけでなく、犬のちょっと不思議な行動にはそれぞれ理由があるのかもしれません。
まとめ|散歩が嫌いな犬もいる。でも理由を見てあげることが大切
犬の中には、散歩があまり好きではない子もいます。でも、歩かない理由は「散歩嫌い」だけではありません。
- 暑い・寒い・疲れている
- ハーネスやリードが苦手
- 音や人、車が怖い
- 草むらで休みたい
- 外が好きで帰りたくない
- その日の気分が乗らない
大切なのは、無理に歩かせることではなく、犬の様子を見ながら散歩の形を変えてあげることです。
たくさん歩く日があってもいいし、少しだけ外に出る日があってもいい。その子に合ったペースで、楽しく続けられる散歩を見つけていきたいですね。











コメント